進学ローンの種類

進学ローンには、公的ローンと民間ローンの２種類があります。公的ローンは比較的低利で固定金利です。公的ローンよりは金利が高いのが民間ローンですが、その分融資額の上限や使い道の制限が公的ローンほど厳しくありませんし、所得制限も緩めです。ですが、公的ローンと違って民間ローンの金利は一定ではなく、金利優遇キャンペーンが行われる時などに融資を受けるとお得な金利で利用できます。国民生活金融公庫の融資による教育一般貸付は、公的な教育ローンのうちの一つです。教育一般貸付の他に、郵便局による郵便貸付や、年金福祉協会による年金教育貸付も公的な教育ローンです。この融資は学生の保護者に対して行われるもので、年収などが審査対象になります。大学、大学院、短期大学の進学費用に使う他、高等学校、専修学校、予備校に対しても使えます。限度額は融資元や世帯の年収ごとに異なりますが、公的ローンの場合は大体200万円程度とされているようです。民間ローンの進学ローンは労働金庫や銀行、ＪＡなどで扱っています。金利の変動タイプ、変動タイプ、担保の有無、限度額や諸制限なども様々で、色々な商品があるのが民間の教育ローンの特色です。金利優遇措置を取る時に、今までその銀行の総合口座でどんな取引をしたかを加味する銀行もあります。限度額を決めるに当たっては、他のローンの利用状況、自動車ローンやキャッシング状況を審査することもあるようです。