サラ金業者の金利

サラ金を利用する際に、最初に確認すべきことは金利についてです。金利とはどういう仕組みなのか、利息とはどう増えるかをきちんと知っておかないと後悔することになります。サラ金業者の金利を簡単に説明するとお金のレンタル料です。カードキャッシング等で融資を受け返済をする時、借りたお金の他に金利から計算で出された利息を加えた額を返します。金利は現在、利息制限法と出資法の二つの法律の規制の元、サラ金業者を含め金融業者各社が独自の設定を行い決定されており一定ではありません。出資法の上限金利は年率29.2%で、1年後に返済した利息が元金の29.2%を越えた場合は違法として罰せられます。利子が大きすぎないかは必ず確認しましょう。ただし、出資法と利息制限法で定められた数字のズレの問題もあり、金利上限は20%にまで引き下げることになりました。法改正から3年後に金利20%に正式に引き下げられますが、段階的措置として2年間は25.5%の金利が認められます。消費者金融を利用する時は、金利の仕組みについて事前にある程度は認識しておく必要があります。利息の増加分は、そのお金を借り続けている長さに比例します。200万円を年利29.2%で借りた時、1年後に一括で返す場合と、2年後に一括で返す場合は、支払う額がかなり違います。1年後に一度に返したら129万になりますが、毎月払うと6年近くかかり、利子がかさんで、最終的に207万9000円にもなってしまいます。

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