ロイヤルゼリーの栄養

ロイヤルゼリーを構成している成分は、水分、タンパク質、糖質、脂質などです。さまざまにあるロイヤルゼリーの栄養には、まずビタミンＢ群、葉酸、パンとテン酸などのビタミン類があげられます。そしてカリウム、ナトリウム、リン、鉄などのミネラル類があげられます。またリジン、フェノールアラニン、ロイシンなど8種類の必須アミノ酸などが豊富にバランス良く含まれていています。ロイヤルゼリーの栄養の中で、ロイヤルゼリーのみ含まれている特有の物質に、10ーヒドロキシデセン酸（10-ＨＤＡ）、類パロチン、Ｒ物質などがあります。美容、健康維持にはおすすめの食品です。ロイヤルゼリーはよくはちみつと比較されたり類似食品のように言われたりすることもあります。けれどもその生成の過程や成分の違いから、からはちみつとは全く異質のものだということがわかります。ロイヤルゼリーの場合は、極めて若いメスバチが花粉や花蜜・はちみつを食べて唾液腺で生合成を行うものです。若いメスバチによって顎の外分泌腺から出される、酸味のある乳白色クリーム状の物質こそがロイヤルゼリーです。ロイヤルゼリーは女王蜂の生涯にわたる唯一の食材であるということからも、ロイヤルゼリーの栄養分の豊富さは計り知れないものです。ただひとつはちみつと違って残念な点は、あまりおいしいものではないということでしょうか。