メタボリックシンドロームとは

今しきりに話題にされているメタボリックシンドロームとは、いったいどういう状態のことをいうのでしょうか。それにはまず生活習慣病が関連してくるのですが、それにあたるのが肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などです。その原因は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満であることが考えられています。メタボリックシンドロームは、そんな内臓脂肪が蓄積されたことで様々病気が引き起こされる状態を言います。肥満はふたつのタイプに分かれていて、それは体のどの部分に脂肪がついているかで変わってきます。脂肪が下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下についている場合を皮下脂肪型肥満といいます。そしてもうひとつが内臓のまわりに脂肪が蓄積する、内臓脂肪型肥満と呼ばれるタイプです。またその見た目の体形から、洋ナシ型肥満、リンゴ型肥満とも呼ばれています。メタボリックシンドロームといってもその症状は様々にあります。自覚症状がないため、自分では少しも気づかないうちに病気が進んでしまっていることもあるのです。まずはメタボリックシンドロームの意味をきちんと把握し、そのうえで自分の体の状態をしっかり調べてみるといいでしょう。そうすることではじめてメタボリックシンドロームに対する予防と改善を始めることができるのです。

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